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【保存版】初めてのピアス位置の決め方|黄金比・意味・安全な数値をプロが解説

[著者情報]

梨花(Rika)/ ピアッシングスタイリスト・ジュエリーアドバイザー
提携皮膚科クリニックと連携し、これまで3,000人以上の「初めてのピアッシング」をプロデュース。耳の形やライフスタイルに合わせた黄金比デザインを提案。自身も10個のピアスホールを持つ。

[監修者情報]

美容皮膚科医 監修
本記事の医療的安全性(ゲージ数、耳垂裂傷のリスク、アフターケア)に関する記述は、専門医の知見に基づき作成されています。

大学への入学、おめでとうございます!新しい生活への期待に胸を膨らませていることでしょう。ご両親からプレゼントされた憧れのブランドのピアス、ピアスの箱を開けるたびにキラキラして、早く身につけたいですよね。

でも、いざ開けるとなると「一生残るピアスホールだから、絶対に失敗したくない」と怖くなってしまう気持ち、よく分かります。ネットを見ると「左耳だけだと変な意味になる?」「端っこに開けると耳たぶがちぎれるって本当?」なんて不安な情報も目に入ってきて、なかなか一歩を踏み出せない佐藤結衣さんのような方は多いはず。

初めてのピアスを成功させる秘訣は、ネットの噂ではなく、医学的な「安全性」とデザインの「黄金比」をセットで知ることです。この記事では、皮膚科医が推奨する「ちぎれない6mmルール」と、どんなピアスも映える「黄金の位置」をプロの視点で徹底解説します。読み終える頃には、鏡の前で迷わずマーキングができ、ワクワクした気持ちで病院へ向かえるようになりますよ。

目次

「右だけは変?」ピアスの左右が持つ意味と、現代の新しい考え方

結論として、あなたが両耳に開けるなら左右の意味は気にしなくて大丈夫です。「右耳だけにピアスをすると、同性愛者のサインになる」。そんな都市伝説を耳にして、ドキッとしていませんか?実は、ピアスの位置に意味があるというのは、中世ヨーロッパの騎士道にまで遡る、とても古い「ストーリー」なんです。

かつて騎士が女性をエスコートする際、常に右側に立ち、利き手である右手を空けて左側に剣を下げていました。そこから、「左耳のピアスは守る人(男性らしさ)」「右耳のピアスは守られる人(女性らしさ)」を象徴するようになったと言われています。

現代ではどうでしょうか。結論から言うと、今の日本では左右の意味を気にする必要はほとんどありません。特に初めて開ける方の多くは両耳セットで楽しむのが一般的ですし、ファッション業界でも「自分の好きな配置」が最優先です。

もし「お守り」としての意味を込めたいなら、こんな風に考えてみてください。右耳に開けるなら「あなたの優しさが輝くように」、左耳なら「新しい世界を切り拓く強さが持てますように」。ネットの噂に怯えるのではなく、あなたがピアスホールにどんな願いを込めるか。それこそが、新しい門出にふわさわしいピアスの楽しみ方だと私は思っています。

どんなピアスも映える!耳たぶの「黄金比」と具体的数値(mm)

耳たぶの黄金比位置を示す図解。縁から6mmの安全距離を確保しつつ、中央付近にマーキングする重要性を説明している。

失敗しないピアスの位置を決めるには、感覚ではなく「数値」を信じることが一番の近道です。どんなデザインのピアスをつけてもバランス良く見える、魔法の数値をご紹介します。

まず、絶対の基準となるのが「耳たぶの端(縁)から6mm以上離す」というルールです。これより端に寄せてしまうと、将来重みのあるピアスをつけた時に安定感がなくなります。

次に、具体的なマーキングのポイントです。

  1. 一粒ピアス(ダイヤモンドやパール)をメインにしたい場合: 耳たぶの「ほぼ中央」が正解です。
  2. フープや揺れるタイプを綺麗に見せたい場合: 中央より「やや内側(顔寄り)」かつ「少しだけ下」を狙ってください。

耳たぶには厚みのピークがある「丘」のような部分があります。鏡に対して垂直にペンを当て、耳たぶの厚みが最も安定している場所を探しましょう。マーキングした位置に印をつけるのが、将来的にホールが垂れ下がりにくい、一生モノのポジションになります。

ちぎれないための絶対条件|皮膚科医も推奨する「安全なピアッシング」

ピアスの位置を決める際、美しさと同じくらい重要なのが「安全性」です。特に「耳たぶの端から3mm以下」の位置にピアスホールを開けることは、医学的な観点から非常にリスクが高いとされています。

耳たぶの端からの距離(3mm以下)と耳垂裂傷(ちぎれ)は、明確な原因と結果の関係にあります。 皮膚が薄い場所に穴を開けると、衣類にピアスが引っかかったり、ピアスの重力負荷が長年蓄積されたりすることで、耳たぶが物理的に避けてしまうトラブル(耳垂裂傷)を引き起こしやすくなるからです。

また、穴の太さ(ゲージ数)も重要です。市販のピアッサーや病院で、16G(1.2mm)(といってもわずか1.2mmです)の太い軸が推奨されるのは、ピアスホールの安定(上皮化)を確実にするためです。

細すぎる18Gや20Gで開けると、ピアスホールが完成する前に皮膚が癒着して塞がりやすくなったり、将来的に重いピアスを入れる際に負担が集中したりします。少し太めの16G(といってもわずか1.2mmです)で土台をしっかり作ることが、一生トラブルなくおしゃれを楽しむための賢い選択です。

初めてのピアス:セルフ vs 病院のリスクとメリット

比較項目 セルフ(市販ピアッサー) 病院(皮膚科・形成外科)
位置の正確さ 鏡越しでズレやすい プロが黄金比でマーキング
衛生面 雑菌による化膿リスクあり 医療機器による滅菌管理
ゲージ数 18G前後(細め) 16G(安定しやすい太さ)
トラブル対応 全て自己責任 お薬の処方などアフターケアあり
安心感 非常に不安 医師の診察による確信

【FAQ】痛くない場所は?いつから付け替えOK?初めての疑問を解消

ピアスに関する疑問

みなさんからよくいただく質問に、スタイリストの視点でお答えしますね。

Q. 耳たぶの中でも、痛くない場所はありますか?
基本的には、耳たぶは神経が少なく、身体の中でも痛みを感じにくい場所です。強いて言えば「耳たぶが最も薄い場所」が神経の密度が低いとされていますが、今回お伝えした「6mmルール」を守っていれば、痛みは一瞬で終わりますよ。

Q. プレゼントでもらったピアス、いつから付け替えていいですか?
ここが一番の我慢どころです!ピアスホールの中が完全に皮膚で覆われる「上皮化」には、最低でも 1ヶ月 、理想を言えば 3ヶ月 はファーストピアスを外さないでください。入学祝いでいただいた素敵なピアスを早くつけたい気持ちは痛いほど分かりますが、ホールが安定する前に無理やり通すと、化膿や出血の原因になってしまいます。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: ファーストピアスは「透き通った皮膚のトンネル」ができるまで、絶対に外さないこと。

なぜなら、この点は多くの初心者が「もう痛くないから大丈夫」と過信して失敗するポイントだからです。ピアスホールを一度傷つけてしまうと、完成がさらに1ヶ月以上遅れます。大切なピアスを一生楽しむために、最初だけはぐっと堪えて、しっかりしたホールを育てましょう。


まとめ

初めてのピアスは、新しい自分に出会うための素晴らしい扉です。
最後に、失敗しないための3つのポイントを振り返りましょう。

  1. 左右の意味に縛られすぎない: 自分の願いに合わせて、自由な感性で選んでOK。
  2. 黄金の6mmルールを守る: 耳たぶの端から 6mm 離した「中央」または「中央より少し内側」が正解。
  3. 安全な16Gを扱っている皮膚科や形成外科を選んで病院へ: 一生モノのピアスホールだからこそ、医学的根拠のある方法で。

「失敗したらどうしよう」という不安は、もういりません。納得のマーキングした位置に開けたピアスは、これから始まるあなたの大学生活を、鏡を見るたびに明るく照らしてくれるはずです。

まずは鏡の前で、水性ペンを使って「黄金の6mm」に印をつけてみてください。『一生モノ』の基準を理解して踏み出す一歩が、あなたの幸運の入り口になります。応援していますね!


[参考文献リスト]

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